業界裏事情 [ジバラ日記]
金曜日は午後から夜にかけて、教室で使っている編集用PCのメンテナンスを行いました。機械はいつか壊れます。なにしろ5年も使っていますからねえ・・・。たえず面倒をみないといけないのです。
先日から、ノンリニア編集講座は、今までのDVからハイビジョン編集講座に変わりました。一人一台のPCを使う講座だけど最終利益率1%のカルチャーではPCを使うのはどだい無理~。それがなぜ可能か?というと講師が自腹を切ってマシンを自作してそろえ、昼夜をわかたず?!面倒を見ているからなのです。
さらに!協力していただいている企業と、受講生の皆さんにこたえるためで、会社のためにやっているわけではありません。
これまで、オンボードのグラフィック機能(64MB)を使っていましたが、最低でも128MBのグラボを追加し、モニターも大型化しないとEDIUS NEOが使いずらくなりました。
されど予算難・・・、アキバでバルク品の安いグラボやモニターを液晶ばんばんで調達してきました。もちろん、ジバラです。モ~切るところもあまり残っていませんが・・・。
とりあえずPCの半分にグラボを追加し、モニターも数台更新しました。今月の飲み代がなくなりました。とほほほ・・・であります。
← 3段目がDVSTORM
PCにはDV編集講座を始めた頃のカノープスのキャプチャーカードDVSTORMが、まだ残っています。このボードは発売当時は10万円くらいした記憶があります。従って当時の価格でノンリニア編集可能なPCを15台そろえると15×30=450万円・・・・。講座のコストに算入した場合とても採算ベースにはのりません。PCをリースにした某社では行き詰まってしまい解約で相当な違約金を支払ったそうですが、ちょっと考えればわかることです。
PCを使う講座はスポンサーでもつかない限りカルチャーでは不可能な現状ですが、講師のジバラでPCを入れ、自分たちでメンテナンス可能だからできるわけです。
ノンリニア編集講座をはじめ「写真集をつくろう」講座や「アニメをつくろう」講座など他にはないユニークな講座が可能になったわけです。
週末の講座に備えての孤独なメンテナンス作業の背景には、低収益構造の中でハイビジョンなど映像編集の素晴らしい世界に挑戦していただこうという思いもあるのです。そういうわけで、どこかのお役所のようにムダな出張、赤字ビジネスなど・・・トンデモないことです。やりたければ身銭を切るべきですね。
大変ですね。自作な人はパーツをダブらせていることが多いので寄付を受け付けてみてはどうでしょう。
飲み代なら出しましょうか?(笑)
by くに (2007-08-05 16:08)
涙のでるようなお申し出ありがとうございます。
飲み代くらいは別枠で稼いでいますので、なんとか大丈夫!?です。
例のアイリッシュバーいかないといけませんね?
明日、明後日は八丈島ですので、きょうあたりどーですか?
by hamapro (2007-08-06 08:30)
差し出がましい申し出でスミマセンです。
今日はおそらく大丈夫ですので、ご連絡お待ちしてます。
(私信モードで皆様ごめんなさい)
by くに (2007-08-06 09:08)