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はらぺこアオムシ [自然]

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近所のスーパーで買ってきたキャベツ。このスーパーでは、栽培農家を表示して安全な作物をアピールしてこだわりの経営です。近くの東急ストアより食材は上です。

しかし、美味そうなキャベツですが、かなり虫食い状態~♪

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数枚めくって見ると盛大にムシの食卓になっていたようです。

さて、犯人はまだいるのかな・・・。

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いました! モンシロチョウの幼虫でしょうかねえ。

バリバリと拙宅の食料を食い荒らしています。

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ムシに浸食された葉を取り去るとかなり痩せてしまいました。しかし、ムシだって食べられる安全なキャベツですね。

日本の農薬生産・使用量は、自給率が低い割には世界一です。1haあたり16㎏の農薬が投入され、農業国でもあるフランスは4㎏、アメリカは2㎏に過ぎません。10数年前に「農薬」をテーマにした番組取材をしたことがありますが、その頃より減少気味ではあるものの、日本が世界に冠たる農薬大国であることに違いはありません。番組は農薬関係の業界団体などから抗議を受けましたけどね。その背景にはお役人、農業団体、企業のもたれ合い体質があって、ほとんど状況は変わってないと思われます。

霞ヶ関で若い課長に、健康被害をもたらしている農薬の状況をどう考えるのか?インタビューしましたが、「適切に指導している」という答えでした。大過なく勤め上げ、天下りを考えていることが見え見えで笑ってしまいました。

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ある意味では象徴的な「はらぺこアオムシ」がどんなチョウになるのか、育てて見ることにしました。そこのマスクしているオバサン! あなたはキャベツにムシがいたらどうします?


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K-Production

いつも楽しみに拝見させていただいてます!

私も2年ぐらい前に、買ってきたレタスの中にアオムシがいたので
飼ってみました。

毎日たくさん食べて、見る見るうちに身体が大きくなり、
サナギになるかなと思った時期に、

アオムシの身体の中から、「アオムシコマユバチ」の幼虫が50匹ぐらい
突き破って出てきて、まもなく蜂の幼虫がマユをたくさんつくります。

アオムシは、その後バタバタしながら動き回りますが、数日後には
死んでしまいました。

そして、約1週間ぐらい経過したころ、
蜂のマユから成虫がたくさん飛び出してきました!

綿棒の透明容器の中で飼っていたので、大惨事には至りませんでしたが、
もし、アオムシの中から蜂の幼虫がたくさん出てくるようなことがあれば、

外へ飛んでいかないように密閉しておくことをお勧めします。

それでは、無事アオムシさんが成虫になることを願っています。


by K-Production (2009-05-09 18:42) 

なかじま

こんなの見るととても楽しいですね。
なんだかアオムシに分けてもらって食べるみたいで。
そういう気持ちになるのは、私もいっぱい羽化させたことがあるからなのですが。数年前に手伝った某教育番組はそういう気持ちを育ててくれたのでとても感謝しています。
K-Productionさんがお書きのように、自然界ではコマユバチにやられている報われない幼虫がかなりたくさんいます。ちょうどさなぎになるときに蜂も食い破って出てくるので、とても残酷な感じがします。確実に羽化させるには卵のうちに保護してしまわないといけないのがわかりました。
私は大きめの虫かごやスチロール水槽なんかを使いました。
by なかじま (2009-05-09 22:48) 

hamapro

食物連鎖というヤツですね。
むかし、フィルム時代に、カメラマンとしての最初の全中番組が「自然のアルバム」でした。提案を含めて5本撮影しました。
16㎜カメラでのマクロ撮影は、けっこう厳しくて今思うに冷や汗ものでした。
そういうわけで、スタートはネイチャー系・・。
アオムシを見ていると懐かしい時代が甦ります。
しかし! 家族からは冷ややかな眼で見られております。
可愛いんですがね。

by hamapro (2009-05-10 11:31) 

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