山形から新米第一陣 [農業]
新米第一陣が山形・真室川の富樫さんと栗田さんから届きました。
富樫さんと栗田さんの、いずれも環境保全米「ワーコム米」。
平成の大冷害(5年)をはさんで、仙台、山形でコメと農業の取材に力を入れたことがあって、ずうっと農家の方々とのおつきあいが続いています。
昭和から平成を迎えて、山形県真室川町でワーコム農業研究所をたちあげた栗田さんは、微生物資材を使ったワーコム農法を提唱し、いまではコメ作りから果樹、畜産までの農家や生産組合で実績を上げています。
真室川で名乗り産声をあげた栗田さんのワーコム農法は、農家や地域の支持をきっと受ける!と最初の取材で確信したので、集中して取材したわけです。私も3年ほど、水田を借りて実際に種籾からコメ作りをして、取材の検証をしてみました。
その時に感じたのは、農業分野では一方的な情報しか流れてこないことです。すべての情報は田んぼにあるものの、水田を歩き回って情報の真偽を確認する記者などいないわけで、検察官にぶら下がっていいように情報操作される連中と、構造的に変わりはないかもしれませんね。
日本のマスコミがちょっと変なのは、お上の言い分をそのまま垂れ流してきたことにあります。取材者はまず現場ありきです。自分の観察力をフルに生かすことが大事です。検察庁や警察の情報だけで原稿を書きまくった結果、検察庁を日本最大の犯罪者集団?!に押し上げたというウワサです。
延々と続いてきた一連の小沢さんパッシング報道や発狂したとしか思えないTV、新聞の論説など「推定有罪」の根拠は自分で取材したものなのか、関係者から聞いてみたいですね。
先月届いた21年産米がまだありますので、新米を頂くのはもう少し先になりそうですが、ご飯を食べるたびに、山形・真室川や宮城・栗駒の水田や友人達の顔が浮かんでくるのは、楽しいものです。
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