コメと農業大忘年会 [農業]
東北新幹線「はやて27」で仙台へ~。
ハイボールをちびちびやりつつ、おつまみ弁当。
夕刊フジの企画らしいけど、新聞同様さえないツマミ・・・。
ところで、先日の夕刊2紙。右が夕刊フジ。左が日刊ゲンダイ。
夕刊フジの希望的観測というかトバシが濃厚に滲んでいますね。
つまらん弁当など考えるヒマがあったら、もっと中身のある記事をのせてもらいたいものであります。
岩沼市のホテルで忘年会に先立って、コメ農業大忘年会恒例のこの一年の報告会。
酒をのむだけの忘年会ではありません。
このコメと農業を考える忘年会は、20年くらい前からスタート。
仙台~山形~松山時代に取材させていただいた農業ゆかりの方々との忘年会なのです。
本田 強もと教授(宮城教育大・作物学)の報告は、玄米重と有効穂数との相関関係。1960年代から昨年までの解析を見ているとコメの栽培技術が変化しているのがわかります。
本田先生は大学を退官されたあとコメ農家になりました。
コメ作りしながら、学問の場をフィールドに移して理論と現場の隙間をうめつつ、宮城環境保全米ネットワークをたちあげました。定年帰農というわけです。
福島原発の事故が農業に与える影響も深刻です。
飯館村で行った放射能除染の研究経過の報告もありました。
久しぶりに思考回路をリカバリーさせつつ、ことし初めての忘年会~
きょうは、これからツナミからたちあがるコメ作り現場の見学です。
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