SONY DSC-RX0 はビデオ撮影で使えるか? [新製品情報]
ソニー新製品 DSX-RX0。スチールカメラということになっているが4K動画も可能。
1530万画素、1.0型CMOSイメージセンサー、レンズは広角ZEISSテッサーT* 24mm(*2)F4(固定)。
5台~15台まで使ったリモート撮影も可能!とうたっているので、これまで4KアクションカムHDR-X3000を使っていた我々としては期待の新製品ということになる。では、さっそく使ってみよう~。
いま使っている4Kアクションで4K撮影すると30~40分で高熱のためにストップしてしまう。
2-4時間といった長時間撮影するにはカメラ本体の冷却が必要…というわけで
小型クーラーファンを装着して使っている。まったく問題なく長時間の4K記録が可能になる。
こうした対策をしないまま撮影すると本体温度が33-4度になるともう録画できません!という 悲鳴のようなメッセージがでてきて、35度になると許可なく録画ストップしてしまう…。
このRX0を2時間の舞台撮影と3時間のロングインタビューで使ってみた。
4K記録するとやはり本体は手に持てなくなるくらいに熱をもってしまう。
こうしたカメラだけでお仕事してるの? なんと大胆な…と思うかたがいるかもしれないけど、カメラはほかにSONY FS7Ⅱ、Z150、PANASONIC POVCAM(4K)など使いました。
そこでアクションカムと同様、クーラーファンをセット。
これで温度上昇が抑えられすこしあったかいくらいまで抑えられた。
電源はアクションカム、RX0との同じUSB給電が2つついたこうした外部バッテリーを使用。
給電口は2つあったほうがいい、ひとつはカメラ本体、もう一つはクーラーファン。
これでバッテリーによるが4-5時間の4K記録が可能になる。
さて、発売のビデオ雑誌12月号を立ち読みしたら… 「最新カメラ徹底検証」特集にRX0も登場していた。
マルチバッテリーアクセサリーキットNPA-MQZ1K(4万2000円)を使えば 4時間の記録が可能と紹介している。 しかし、4時間撮るにはあとバッテリーを2個追加(1個8000円)、計6万円近い出費が必要になる。
実は3000円くらいで売られているUSB給電バッテリーと 1個500円の小型クーラーファン、併せて3500円で RX0は4K撮影しつつ冷却、3時間を超える長時間録画が可能になる。
3500円で済んじゃうのに、6万円かけられる人はとっても幸せ~。
ソニー純正ながら、やたら高価なこの商品…、誰がどんな理由で買うのか興味津々…。
商品開発にあたってちゃんと自社の製品を理解し、ユーザー側の動向、要望など調査したのか、関係者に聞いてみたい。きっと深い理由があるに違いない。
それにしてもこのビデオ雑誌、徹底検証といいながら、検証が甘いし、誰の為の記事なのか不明、メーカーもユーザーも幸せにしない内容ではないかと思う。消費者サイド、メーカーへの提案できる徹底検証をお願いしたいもの…。
さて気になる画質だけど、パナソニック4K POVCAMと同じ条件で3時間撮影、記録して比較してみた。
この記事のテーマ「RX0はビデオ撮影に使えるか?」ということなんだけど、ばっちり使えた。
その結果は以下次号でご紹介。
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