昨夜は会社の忘年会でしたが、仕事優先です。

サントリーホール(小ホール)でHDR-FX7をメインに撮影実習をしました。

昨夜のコンサートは、声楽家の長島伸子さんのクリスマス・リサイタルです。

長島伸子さんは、ソプラノ歌手で、二期会会員・東邦大学医学部講師。NHKテレビ「歌のおねえさん」を皮切りに、「音楽の広場」や「FM番組」などテレビやラジオで活躍しているほか、多数のCDを出しており、演奏活動でも忙しい方です。

昨夜のプログラムは、「パリの空の下セーヌはながれる」・・・、おなじみのシャンソンからスタート。

後半はクリスマスにちなんで名曲を次々に~♪。ラストは、「オー・ホーリー・ナイト」で締めくくりました。

長島さんが着用しておられるブルーのステージ衣装は、木曜日ハイビジョン講座を受けている内田さんの工場で制作されたものです。

文京区白山にある内田染工場は、すでに縫製済みの衣類を特殊な染色・及び脱色法で加工するというファッション業界向けに特殊技術で存在感を示しているユニークな会社です。
〒112-0001東京都文京区白山3-5-2 電話03-3811-8512

長島さんのステージ衣装の製作過程をご紹介!

若い職人さんが感性を生かすこと、これが大事です。

染料をスプレーして、乾いてから、また違う色をスプレーして、また乾いてから・・・と繰り返し多色を重ねていきます。

完成に近づいたステージ衣装です。

使用カメラはメインがHDR-FX7、それにHVR-A1J。今回はFX7に外部マイク音声を入力してコンサートのメインカメラとして使うことにしました。画質がZ1JあるいはFX1と比べてどうなるか?それも興味がありました。

コンサートの収録はマイクが大事です。会場からラインをもらうという手もありますが、今回はオーディオテクニカのMSステレオマイク、AT-835STを使いました。

フィールドミキサーは小型軽量が特徴のサウンドデバイス302です。302をMSモードにセットしてAT-835STの音声をステレオで入力しました。

302からの出力をFX7のマイク入力へ。FX1にあったライン入力がFX7では省略されています。そこで302の出力をマイクレベル出力に変更します。

ちょっと残念。FX7にはライン入力を残しておいて欲しかったですね。

Z1J担当は、木曜日夜(つまり今夜)のハイビジョン制作講座を受けているCGクリエイターのN嬢。HDV中継などの場数を踏んで雰囲気はベテランカメラマンであります。

メインカメラのFX7に無事収録することができました。

HDVカメラはダイナミックレンジが狭いため、「黒つぶれ」「白とび」が指摘されていますが、Z1JとFX7で同じ被写体を追いかけてみますと、FX7では明らかに改善されているのがわかります。FX7は、舞台撮影もばっちり。

そういうわけで、昨夜は天使の歌声といわれる長島伸子さんのソプラノを聞きながら、FX7とZ1Jのマルチカメラによる撮影実習でした。

FX7にライン入力復活を!

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