社会保険庁あるいは年金
昨夜のNHKの番組「追跡! A toZ」のテーマは、年金問題~♪
ずさんな年金管理の実態を徹底追跡で検証した番組だが、も~どうしようもない役所の実態がうかがえる。
実はボクも先日、この問題の奥深さを体験した。
やはりどうしようもない青山の天下り会社を辞める決意を固めたある日のこと、溝の口にある年金センターでデータを出してもらった。ボクの場合、ほとんど単一の会社で過ごしたのでデータの空白はなく極めてシンプル、かつ分かりやすい。誤りの要素など素人目にはないと思う。さて、窓口の女性職員はあっけなく具体的なデータをプリントアウトしてくれた。
そのあとしばらしくして、会社を辞めたあと旧職場を管理する港区にある社会保険事務所からやってきた「年金特別便」、以前に年金センターでもらったデータを比較するとなんと、100万以上も受取額が低い~♪
「ひえ~っ」と思って港区社会保険事務所に問い合わせると、まのびした女子職員の声なれど「間違いはありえませんっ!」ときっぱり断言した。そこでお恐れながら年金センターとの大きすぎるズレを説明してちょうだい?というと、かなり慌てた様子で上司と相談している雰囲気、「30分後にかけなおします」といわれた。
そして、今度は少し緊張した語調で「間違っておりました」~♪
● 同じデータから違いすぎるこの結論がなぜでてくるのか?
● なぜ保険事務所は「間違いはない」と断言したのか?
● なぜ、上司と相談する必要があったのか?
ボクの場合、会社勤務の空白はゼロなので、非常に分かりやすいハズである。それでも間違いがあった。
これは些細な人為的なミスなのか、それともシステムの問題なのか、それとも天下り資金を捻出するために意図的に節約しているのか・・・、いずれにしても年金のシステムとそれを管理するお役所に重大な問題があることを伺わせる。
もし、ボクがあらかじめ年金センターでデータをもらっておかなければ、「年金特別便」をそのまま信じてしまったかもしれない。かつて日本の政治は三流、官僚は一流といわれたようだが、イマは官僚は三流以下というより、国賊のような連中だし、そうした国賊連中を野放しにしている政治家は、はやく退場してもらいたいものである。
桝添大臣が、豚インフルエンザでやたらハッスルして問題をそらそうとしたのも、彼自身「社保庁」と「年金」が象徴するふか~い暗闇をよ~く分かっていたためのパフォーマンスだったのだと思う。
ところで・・・
ボク自身はかなりいい加減かつ適当な性格なので、ちょっと困った問題に直面した。
● 年金の受給を申請して支給されるまでに半年かかる。
● 失業保険は、年金を更に大きく下回る額で、受け取ると年金が減額される。
つまり、半年近く定収ゼロ! 退職する数ヶ月前から、計画的にやっておかないとイケナイ~♪
しかし、何十年も少なからず強制的に徴収されてきた失業保険が、実はアパート代にもならない低額、しかも年金とトレードオフ・・・、まだまだ働ける・・・(働かないといけない!)連中が、失業保険もらいつつ、職を探すにはとても足りない額とは知らなかった。この近年、こうした制度がどんどん改悪されてきていることを実感した。
そういうわけで年金世代になると、いやおうなく日本のさむ~い現実と向き合う羽目になる。それなのに日本のお年寄りは、選挙であいかわらず、老後の自分たちの生活を締め上げる国賊支配のシステムを選択してきたわけで、ま~自業自得といえなくもないけどね。
おつかれさまです。
元一流官僚(国賊)連中は一途先に取り分を盗っておいて残りを他で分け合う様なシステムを構築している様子。国賊連中を野放しにしている政治家のおかげでhttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/shoplifting/?1244975753
状態です。
これじゃある意味若返り現象とでも表現できます。
しかしホントにお金が無くなれば私はやるかも!
是非国賊連中の官僚が手にしている金額の調査れぽーとをお願いします。
by hilo (2009-06-14 22:02)
なにしろ中高年の自殺者が、先進国では世界一だそうですから、死ぬ気になれば万引きなどちーとも、怖くないかも・・・。
貧困と絶望はテロの温床だったりしますもんね。
目覚めよ~♪ 中高年といいたいところですが、投票でわが日本低国を変えるにはもう手遅れなんでしょうかね。
by hamapro (2009-06-15 00:18)