Jazz & 映像 [ビデオ制作]
忘年会でJAZZが話題になって思い出しました・・・。
長年、押し入れに眠っているLPレコードのことを ~
カメラマン成り立てだったころ(当時は16㍉フィルム)、映像漬けの日々にして、日没後は酒場でJAZZを聞きつつ鯨飲しておりました。
JAZZ喫茶で深刻な顔をするというマニアじゃなくて、映像にはJAZZが合うなぁ~という程度ですけどね。それで、50年代のJAZZを中心にLPを買いまくって?いました。
10何回かの転勤のたびに賢妻に「邪魔ね、捨てたら」といわれつつ、なにしろ青春のカケラでもあるJAZZレコードを捨てられなくていつも、引っ越し荷物の片隅を占めていたわけです。かつて、ディスクユニオン?だったかで処分しようと連絡したら「一山いくら・・・」だったのでやめました。
年末の大掃除をかねて押し入れをチェックしたら、忘却の彼方から復活したというわけです。
一時、300~400枚ありましたが、家人に「邪魔よ~」といわれたので、カバーデザインが嫌いなものから捨てました。そしてイマ、小さなコンテナ4つ分、200枚はなさそうです。
いずれも40年代から50年代を中心にしたハードバップ、カバーデザインが好きだったブルーノート1500番台を中心に買っていたようなんですね。
とにかく、JAZZは酔っ払いの趣味にして、映像に音楽のせるならJAZZだなぁ・・という程度なのであんまり系統的なコレクションではないのであります。
テーナーサックスのデクスター・ゴードンはLPが目につくと購入したりしていました。ホンモノの演奏はついに聞けませんでしたが、映画「ラウンドミッドナイト」で、前立腺がん?で独特の歩き方をする晩年のデクスター・ゴードンにスクリーンで会って涙しました。
映画とJAZZといえば、クリント・イーストウッド作品も深い関係です。映画「ガントレット」の冒頭、夜明けの都会のエアーショットが酒場に行き着く頃、流れる曲が印象的でした。
先日、某洋酒会社のWEB動画を制作したときにBGMはJAZZにしてね!といわれたものの、著作権をクリアできるものに適当なものがなく、トレーダー・キクチに探してもらったことがありました。
マニアというほどではなく、そこそこ好きな程度ですが、JAZZは切れのいい映像!をめざすロートルカメラマンにはいちばん好みのBGMでもあるわけです。
さて冥界より復活したLPレコード、ほろ苦い青春の思い出もからんで、捨てるにはちょっとね・・・という存在ですね。
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