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40年目のカメラマン [放送]

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私のカメラマンとしての出発点はヒロシマです。40年以上も昔のことです。当時の大先輩方を囲んで折にふれて「広島会」を開いています。土曜日の夜の会場は青山・能代。

はじめはカメラマンではなくて、始まったばかりのTVニュース担当でした。原稿をテレビ向きにリライトしたりタイトルをつけたり、ニュース送出などをやる「コメント」業務です。

その頃のテロップは「手書き」でした。ニュース前の追い込み時には、ドライヤーで乾かしていました。

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テレビニュースは始まってまもないころで、当時のカメラマンは映画会社からの転出組が多かったようです。カッコイイ先輩方をみながら「TV局ならカメラマン!」というわけで路線変更しました。時々、先輩の取材用カメラ「フィルモDR」や「アリフレックス16」を借りて、撮影の勉強をしたものです。

もっともカメラマンの前に、TVニュースの取材や制作をやったことは、カメラマンとしてやっていく上でいい経験になりました。そういう意味で原点の「ヒロシマ」は格別な思いがあります。

かつてのカメラマンは上は80歳を越え、ガンで腎臓をとったりと40年の歳月とそれぞれの人生を滲ませた飲み会ですが、濃い時代を過ごした先輩方との時間はなかなか貴重ですねえ。


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