ローランドVR-3でUST生中継 [新製品情報]
場所は赤坂区民ホール。
今年で10回目を迎えた世界舞踊祭の撮影です。
昨年の大会から撮影していますが、今年はUSTで生中継も試みとしてやってみました。
UST中継はテスト運用なので、とりあえずはシンプルに・・・・。
スイッチャーは、注目の新製品ローランドVR-3。
SD、コンポジット入力ですが、映像入力は4、USTなどインターネット中継にぴったしの仕様です。
午前10時過ぎからセッティング開始。
世界舞踊祭は舞台の記録と、各出演グループ毎にDVDにして差し上げることになっています。
ホール後部にUST用カメラも含めて4台。
ロングショット用はいつものキヤノンXF300、バックアップのソニー NEX-VG20、PMW-500、PMW-350 2台、舞台袖に密着カメラHVR-MC50J。50Jから映像ケーブルを延長してVR-3へ。
では~、八丈島から海を越えて出演の「樫立踊り保存会」の皆さんをご紹介。
ソニー VG20
PMW-350
HVR-MC50J
さっそく見てますよ~と、ツイッターから報告がありました。
音はゼンハイザーMKH416KをメインにオーディオテクニカAT-835ST(ステレオ)の3ch。
4カメ映像をスイッチングしながら放送開始。
初めて使うVR-3でテスト無しのぶっつけ本番でしたが、無事にオンエア開始。
残念ながらもう1台PCを追加してテロップを乗せるのは今回は見送りました。
予告無しに始めたUST生中継だったので視聴者は少なかったものの、4カメスイッチングはリアル、好評だったようです。
今回はLAN回線ではなくワイヤレスだったので低画質でした(ビットレート約5M、実効は1~2M?)。Xi(クロッシー)ならもうちょい高速化可能かもしれません。
そういうわけで「UST機動生中継」をビジネス化するには・・・・
● 3カメ運用 ● マンパワー ● 高速ワイヤレス回線 ● ポータブル電源確保 ・・・ が課題。
マンパワーですが、カメラはロング(固定)、リモコンカメラで省力、カメラマンは1名、スイッチャー、テロップ担当各1。
3名いれば品質を確保できますね。
お疲れさまでした。
カメラを操る師匠のかちょいい姿に惚れ直してしまいました〜♪
by 岩崎由美 (2012-01-18 22:03)
はるばる、お疲れ様でした。
ありがとうございます。
最近、そーいう方が増えておるんでございますよ~。
島にも放送局作りましょう。
by hamapro (2012-01-19 08:36)