雪の降る町を~♪ [歩く]
日本の冬の歌「雪の降る町を」は、鶴岡出身の「中田喜直」作曲。
ココロにしみる歌「雪の降る町を」口ずさみながら、時折、雪の舞う城下町・鶴岡をビデオカメラを手に逍遙しました。
バルコニーを持つ、、かつての大山尋常高等小学校です。ハイカラですねえ。
鶴岡には、洋風建築がいっぱい残っています。その多くが地元鶴岡の建築家/高橋謙吉が手がけたそうですが、ライフワークとなったのがイマも観光名所の善宝寺五重塔。宮大工にして洋風建築家!というわけです。
最初に致道博物館へ。
かつてのお城・鶴ヶ岡城三の丸一角に、洋風建築「旧西田川郡役所」なども移築されいまは内部が博物館になっていて民具のコレクションなどで昔の生活を忍ぶことができます。
作家「藤沢周平」も鶴岡出身です。読者の一人として藤沢周平記念館は、ぜひ訪問したかったところです。
「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」などTVドラマや映画になった作品も多く、私も海坂藩を舞台にしたものは殆ど読みました。企画展「蝉しぐれの世界」開催中です。天保義民事件をテーマにした「義民が駆ける」はまだ読んでいませんが、書店の棚では見た記憶がありませんが、ぜひ読みたい!と思っています。幕府権力による無茶な藩替えを農民と藩が一体となって阻止したという珍しい事件を題材にしています。
国指定・重要文化財「鶴岡カトリック教会天主堂」です。
明治36年(1903年)に完成、ロマネスク様式としては日本最古だそうであります。
日本に風土にあったというか、木材が多用されているせいか、やわらかなイメージ漂う白塗りの教会内部は雪明かりの光がよくまわって、威圧的なパリのゴシック建築の教会とはまったく違いますね。
色ガラスを組み合わせたステンドグラス・・・と思ったら、透明な紙に描かれた聖画をガラスでサンドイッチ構造にした窓絵と呼ばれるものだそうです。褪色してちょっと色が薄れています。
足下をみたらマンホールのフタのデザインは大山犬祭りでした。
昼ご飯はラーメン。 山形は蕎麦処ですが、実はラーメン激戦区でもあるのです。
横浜のラーメン博物館にも、南陽・赤湯ラーメンが出店して人気を呼んでいました。
このあと山形県で唯一の水族館、加茂水族館へ。
40年近く前に行った時も古くさい~印象があったんですが、最近は「クラゲ」に特化して生き残りを図ったのが成功したようです。
クラネタリウムと名付けたクラゲ展示では数、種類とも世界一なんだそうです。
クラゲで一発大逆転!
2年後には規模を4倍にした新しい水族館ができるようです。
クラゲも降る町~のイメージが浮かびますね。
歩き疲れて窓の外は小雪模様・・・。
「雪の降る町を」は、1番の歌詞しか知らなかったので3番まで酔っ払いと合唱!
すると、1番のリフレイン「この想い出を この想い出を」
2番では「この哀しみを この哀しみを」
3番では「この空しさを この空しさを」
つまり、想い出が、哀しみにかわり、空しさに行き着いたんでしょうか・・・。
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