宮廷衣装展(大手町・逓信総合博物館) [撮影]
大手町にある逓信総合博物館の特別展「宮廷衣装の美」の撮影にでかけました。
日本の伝統文化といえばまず着物、王朝絵巻を彩るあの十二単衣などその最たるものですが、宮廷とゆかりの深い衣装と切手のコラボという珍しい展示です。(協力:青梅きもの博物館)
撮影許可の腕章つけて撮影開始。
デジ研のイワハシさんの撮影研修!・・・というわけで助手をお願いしました。
展示会撮影には、ドリーが欠かせません。
オークションでGETしたジャンク品のドリー、まったく問題なく使えました。3000エンでした。
カメラはキヤノンXF300です。 貴重な衣装や資料が多いので照明は暗めです。
GAINは+6db~12db、+12dbになるとかなり画質が低下するのがわかります。
十二単衣の下に重ねた衣。十二単衣は元祖重ね着だったんですね。
イマ見ても文様のデザインはモダンな感じを受けます。
高位の女官が着用した衣装です。
やんごとなき方々の衣装の文様には鳥をデザインしたものが使われています。
これは日本にはいなかった鸚鵡(おうむ)。
JALのデザインのルーツ?
オナガドリ?
こうした文様は染めではなく刺繍です。
友禅などのは染めはもっぱら町人、宮廷、武家は刺繍が使われていたそうで、TV映画では大岡越前の奥方が染めの着物で登場したりしますが、本当は刺繍でなければならない・・・のです。
ソニー NEX-VG20にデジイチの交換レンズ50㍉マクロをつけて接写専用で使います。
切手シートのクローズアップ。F4と暗めのレンズでGAINで明るさ調整することになりますが、VG20はGAINをあげてもそれほど画質は低下しません。大型撮像版の威力ですね。
日常的には縁の無い日本の伝統美の世界でしたが、奥が深いことを再認識しました。
今月26日まで、大手町の逓信総合博物館で開かれています。
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