キヤノン XA25 （XA20)で決まり！

昨夜のデジ研研究会（酒の研究会です）は、キヤノンの新製品XA25がメインゲスト！

XA25はHD-SDI出力つきの業務機という位置づけ、外観的にXA20との違いはハンドル有無。

　

西福兄弟もこれが最後のカメラだぁ～といいつつ気に入ったようです。

もっとも最後のカメラ！・・・といいつつ、すぐ新しいカメラに乗り換えておられますけどね。

さっそく青山の夜景や、不審な男女のカップルを追いかけたりして撮影。

XF105とくらべると人間工学的にかなり使いやすくなったうえに高感度！　

２０倍ズーム比のレンズは、ワイド端はこのクラス最高の26.8㎜。そこのお姉さん、 顔を隠してもダメですよ～。

記録方式はAVCHD(２８Mbps)のほかにMP4(35Mbps)。

２つのスロット別々にビットレートの設定可能で、3Mbpsの低ビットで無線ＬＡＮ機能内蔵でFTP伝送可能なの緊急報道「命」の放送局にはぴったしかも。

報道系は撮ったらすぐ伝送が基本、いまどき持ち帰りなんてムダなことはせずに、中継車や無数の伝送拠点からの取材後即伝送が基本。大事件では画質など問題ではないので、ＣＳ伝送が間に合わないときは、低画質で無線LAN伝送すればいいわけだ。

そういうわけで昨夜の青山「能代」は、XA25の映像検証しつつ盛り上がりました。

４月２８，２９日、3公演を収録した「すみだオペラ　こうもり」をスイッチング収録した映像と、さっそく編集してＢＤに焼いた映像も大公開！

再生機は、HyperDeck Shuttle2、このサイズながらどこでも再生できちゃうのでめちゃ便利です。

まず、ATEM３兄弟でスイッチング収録した映像で反省モード・・・。

ベースになる映像がしっかりあるので編集もスピードアップ！　ほとんど趣味だからこそ編集にかける時間のスピードアップが有り難いのであります。

舞台撮影はアイリスの設定が難しい・・・。演出を理解していないといけませんからね。

ちょっと白飛びじゃん・・と反省しつつ、午後１０時散会。おつかれさまでした。

さて、XA25(20)は、報道カメラマンのサブカメラあるいは、リモコンカメラ用に最適かも・・・とうわけで、まとめて共同購入！することになりました。

もと報道カメラマン的にはサブカメラとしては、ソニー　PMW-200,160がいいかな？と思っておりましたが、現物をみた昨夜の時点で、運用面を考えるとXA25のほうが良さそうと実感しました。

キヤノングループのＩさんが「早まると後悔しますぜ～」と語った自信のほど納得・・・。　

このあたり、ソニーXDCAM EXが何も考えていない?のと対照的に、JVCやキヤノンが現場でのニーズや運用を考えた対応や提案を積極的にしていますね。

画質やズーム比にシフトした些末な議論が多いわけですが、このクラスのカメラ、どれもたいした違いはありません。腕が同じなれば後は三脚・・・といわれるように、ある程度の腕があってのハナシです。それよりか使いやすいかどうか？どんなことができるか？が大事です。そのあたり、時代をにらんだモノつくりを提案できるかどうかが問われているんだと思いますね。