ATOMOS SHOGUN を使う ① [新製品情報]
前評判の高かったATOMOS SHOGUNの初期出荷が年末に始まったのでさっそく使ってみました。
モニター部の材質はポリカーボネイトで軽くできています。 ペリカンタイプのケースに入っています。
まずキヤノンXA25につないでバッテリーが上がるまで収録しました。
収録用SSDは250GB、1世代前のSSDですが中古製品なら1万円くらいで入手可能です。
ソニーLバッテリー(中華互換バッテリー)でProRes 4:2:2コーデックで3時間弱収録できました。
SHOGUNは7インチモニターとしてもなかなか良さそうです。
波形などを画面の一部、あるいは全面などいろんなモードで出力可能、モニターとして使えますね。
さらに、HD-SDI ←→ HDMI 、フォーマット変換のコンバートもOKです。
収録したSSDを付属のUSBアダプターでノートPCとつなぎ編集します。
ノートPCでダイレクトに編集も可能です。
次にEDIUS7で編集したクリップを出力、SHOGUNにダイレクトに録画してみます。
特に問題はないようです。
BDなどに焼かなくてもこのまま再生可能ならばポータブル再生機にもなりそうです。
さて、実はこちらが本命の用途! ATEMのスイッチャーアウトの映像を録画したい~ (^_^)
これも特に問題なさそうです。
アナログ音声の入力も可能で波形で状態を把握できますので機材を減らせそうです。
しかし、問題は収録した映像をまだ再生できないこと・・・
年末のファームウェアのバージョンアップでも間に合わなかったようです。
これが実現していたら、現時点では最強のモニター&レコーダーなんですけどね。
SHOGUNの裏側です。
特筆すべきは約3時間連続で録画したにもかかわらず、温度がさほど上がらず少し暖かくなった程度に抑えられていること!
ATEM製品など目玉焼きでできそうなくらい熱くなって、ついには暴走してしまうことを考えるとよく考えられているようです。
しかし、バッテリーにはリリースボタンがあるものの、SSDにはありません。
やたらカメラを振り回すタイプのカメラマンは要注意かも・・・・
というわけで期待のSHOGUN、再生機能はまだですが、この価格でこの性能を実現したのは立派です。
今月12日の世界舞踊祭では、ATEMスイッチャー+SHOGUNで収録予定です。
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