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墨田オペラデビュー! PXW-X200 [新製品情報]

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 5月2~3日「墨田オペラ」は満員御礼でした。デジ研メンバーが地元なので皆さんで撮影を手伝っています。

プロ、ベテランにまじってこれからレベルアップをめざす方々まで参加しているのが特徴です。今回も、鹿児島、京都から参加して腕を磨きました。鹿児島からはるばる参加のヤマちゃんも1月の世界舞踊祭、2月の東京オペラシティのコンサートに続いて3回目ですが、驚くほど上達しましました。構図とアイリス(明るさ)にブレがなくなりました。

撮影技術をあげるには何よりも場数を踏むことが大事です。そのためには初心者の方々の少々の失敗はベテランたちがカバーすることにして、大胆にチャレンジしてもらっています。10カメなら2,3カメのミスはカバーできるようにしています。 

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上演したのはオペレッタ「メリー・ウィドウ」 。 こうした舞台の難しいところは台本、演出の意図をわかった上で撮影、編集しているか・・・ですね。 もっともヒジョーにそれは難しいことなので、まずは失敗しないように撮ることが第一!

易しいようで難しいのがアイリス、全景もみると主役クラスにスポットがあたる中央がイチバン明るく、上、下、上のほうが1絞りほど暗くなっています。 上から下へパンする場合は、微妙なアイリス操作が必要になりますね。

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中央の映像です。主役の衣装は白と黒! こんな時はちょっと微妙なアイリス設定が必要ですね。

ダイナミックレンジの狭い低価格帯のカメラが多いので難しいのであります。

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上手、下手はF値は1絞り開けて、スポットがあたった中央、しかも白い!衣装では2段階ほど絞り込むこともあります。

かつてTV局で報道カメラマンしていた時、最初はフィルムでしたが、当時露出の設定はセコニックの露出計や、ペンタックスのスポットメーター(ボクはコレ)でアイリスを決めていましたが、シーンごとに露出が一定していないカメラマンがいたり(オートアイリスが使えるビデオになって息を吹き返しましたが・・)、やはりアイリスの設定は大事な基本技術に間違いはありません。

ビデオ撮影でもGAINとアイリスの関係を把握したうで、あとはカンで足し算・引き算をしていきますが、全体的に1絞り暗いとか明るいのはともかく、シーンごとに明るさが違うクリップになるのは、基本から考え直す必要がありそうです。 

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撮影終了後、遠くから参加された方と映像のチェック。

ストーリーを理解した上で構図を決めているか?アイリス設定は正しいかどうか?

じつは自分の映像のほうが良くなかったりしますが、やはり歳なんですねぇ・・・。

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この2日間、ボクが使ったのはソニーPXW-X200。評判の良かったPMW-200の後継機種で17倍レンズが売りです。

感度は申し分なくGAINは-3db、0dbをもっぱら使いました。

出回り始めたころ新しい17倍レンズとボディの相性が微妙らしく、出荷段階の歩留まりが良くないというウワサ・・。 知り合いのX200も引きボケを起こしてしまい入院しました。フォーカスバックの調整に注意したほうが良さそうです。

このx200、先にデビューしたX160の上位バージョンかなと思っていましたが、中身は元の200そのもの、X160で進化した感度アップ技術が使われてなかったり、外部電源の位置が昔のEX3などと同じだったり、メディアはSDXC(64GB)が使えなかったりと、ちょっと妙なスタンスのカメラです。ソニーもタイヘンなんですね。


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