スポーツマンシップ [放送]
昨夜はボクシングの試合を見てびっくり、それで、小杉のびっくり寿司にいった。びっくり寿司は何しろ安いのである。もちろん、ボクシングは例の亀田親子の世界チャンプ挑戦である。
結果はどう?・・・かと聞かれれば、判定に仰天!どう見たって挑戦者は負けている。パンチの力はないし、スピードもない、口先だけは達者・・・というより、スポーツマンシップのかけらもない。
勝負の世界を兄弟愛とか親子愛にすり替え、ボクシングを見せ物以下にしたTBSの罪は大きいと思う。通常の中継だと、敗者もカメラにとらえ、敗者は勝者をたたえつつ、勝者は敗者に敬意をはらうシーンを演出するものだけど、勝ったように見えたベネズエラのチャンピオンは、1カットもでてこなかった・・・ように見えた。そうできない事情があったのかもしれない。
そんな感じをもちつつ、この疑問は俺だけか?と思いつつ、一夜あけて今朝の一般紙の大半、テレビの一部は、判定に疑問の論調が多かった。
元世界チャンピオンのガッツ・石松さんは、「立っているだけでチャンピオン?」と痛烈だった。
ボクもむか~し、柔道をやっていて(誰でもなれる2段・・)、当時の試合は3分だけど全力を出すと3分は長くてへとへと・・・。12ラウンド戦うボクシングは立っているだけでもタイヘンなんだけどね。
スポーツ評論家の二宮さんがテレ朝の番組に出演して「ものいえぬ雰囲気が充満していくいまの日本は危険!」と述べていたが同感・・・。
勝っていたように見えたベネズエラの元!チャンピオンは試合後、「挑戦者はただの子ども・・・」といっていたとか。さすが、チャンピオンである。
元!チャンピオンには、19歳のカネヅルをマスコミをはじめ関係者がよってたかって食い物にしかねない構造がすけて見えたのかもしれない。
スポーツマンシップのかけらもない新チャンピオンを演出し、ボクシングってこんなもの・・・といっているTBSの社員は、どう思ったのか知りたい。(朝ずばっ!は毎日見てるよ~)
いつも楽しく(そして勉強に)読ませていただいています。
細かくてすみませんが気になったので・・・
昨日の試合は、同級1位(ランダエタ)と2位(亀田)の王座決定戦です。
by 通りすがり (2006-08-03 13:28)
通りすがりさん、どーも。
そうでしたね。世界チャンピオン決定戦でしたね。
by hamapro (2006-08-03 18:35)
揚げ足取りなコメントにレスしていただいて恐縮です。
しかし、チャンピオンと1位がいる仕組みというのは
子どもにでも聞かれたら答えに窮する気がします。
by 通りすがり (2006-08-04 10:07)
たしかにボクシングや格闘技はわかりにくいところがいっぱいですね。
ボクシングがリングで命をやりとりするスポーツであると思っていたのに、プロレスみたいになってしまっては興ざめかもしれません。
by hamapro (2006-08-06 11:06)