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interbee 2007 [HDV]

幕張メッセで開催されていたinterbee2007(国際放送機器展)へ行ってきました。

ことしは、11月20日~22日までの開催で最終日の昨日、なんとか行くことができました。

けっこうヒマそうなブースもありましたが、時間がなかったので、いつもお世話になっているソニー、キヤノン、ローランドのブースを見ることにしました。

会場でいちばん大きなスペースを使っていたのは、ソニー&ソニーマーケティング、いちばんにぎわっていたのもここでした。

来年2月発売予定の業務用HDV HVR-Z7J

● 新開発の「3クリアビッドCMOSセンサー」1/3 ● 光学12倍ズーム、焦点距離32.0-384mm(35mm換算、16:9時)。解像度は現在のHDVが600本あまりにくらべ800本くらいあるらしい・・・。

ボクが注目しているのは、● 業務用ビデオレンズメーカー製の1/3型ENGレンズが装着可能で(つまりキヤノンのレンズが使えて) ●  ソニー製デジタル一眼レフカメラ"α"シリーズのレンズも、レンズアダプター「LA-100W」で使える!

イマ撮影中の八丈の自然を記録する八丈プロジェクトで、野鳥撮影にばっちり!というわけです。

キヤノンです。先日、八丈島の星座撮影で、デジタル一眼レフEOSと大口径望遠レンズを使わせていたさきました。

フラダンスのお姉さんたちをモデルに放送用レンズとHDVカメラの性能をアピールしていました。

業務用HDVカメラ、XH G1が公共放送に大量採用されて元気なキヤノンですが、ソニーからその分野を狙った新製品をぶつけられた今年のinterbee2007です。

しかし、HDVが業務用として認知されたということもできます。

 

HVR-Z7JをショルーダータイプにしたHVR-S270J、4連チャージャーもあってHDV業務展開が本格的になってきました。

ことし、いろんなイベントに参加させていただいたローランドのブースです。

マルチフォーマットコンバーターはローランドが本家といってもいいでしょう。

 

今年はV-440HDとマルチフォーマットコンバーターVC-300HDをつかったハイビジョン中継を何度かやらせていただきました。

ローランドの富沢さんを不意打ち?しました。

 

編集機材でお世話になっているカノープスです。ソニーの隣にあって、使っているカメラやデッキはソニー製がほとんどでした。

お互いにどんな機材をつかっているか、メーカー同士の微妙な関係が伺えたりしておもしろい~。

 

会場でもらったカノープスの総合カタログを見ていたら、なんと、以前に取材をうけた記事「VELXUS500/REXCEED」活用事例に,ボクが再掲載されていました。(P 65)

数年前に話した内容だけど、その後の流れはボクが予測した通りになっていて、ほっとしました。

 

カノープスは低コスト取材システムとして必要なIP伝送システムを放送局に提供しています。なにしろ月数千円のBフレッツで、ハイビジョン・リアルタイム伝送ができるわけですから、普及しないわけがないですね。

  

こうしたインターネットプロトコルを使ったIP伝送システムは、他のメーカーからも各種展示されていました。

ベルギー製の空撮用ラジコンヘリが展示されていました。”ハリウッドが息をのむ、最高時速120km/hで未体験映像”がキャッチフレーズ・・・。

実はこの分野は日本が先駆者です。ヤマハ発動機が開発した農薬散布用RCヘリをもとに空撮用へりの分野を開発しました。しかし、国から中国への不正輸出として妙な規制をかけられてしまいました。

メーカーが血の滲むような開発努力をしてやっと浮上させた製品をねらい打ちにするその一方で、国を守る高価な兵器の導入にあたって、防衛省の役人と政治家が結託して不正を企てるなど、国賊のような連中が後をたたないのは何故ですかねえ。

最近の風潮として、企業などでは「コンプライアンス」を「法令遵守」と直訳、解釈して喚きちらしている連中がはびこっているようですが、困ったものです。 

たかが、空撮RCへりですが、官と政の癒着低国ニッポンの現実を思い起こさせるわけです。


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