環境展2009 [ビジネス]
ビッグサイトで開かれている環境展2009に出かけました。
島根県のブースです。
(株)ミシマのブースもこの一角にあります。私も取締役の一人です。
(株)ミシマは、やっかいものの下水汚泥を、微生物をつかって安全に消滅させる究極のエコな技術が売りです。
これまで下水汚泥は、焼却、埋め立て、投棄・・・といった、環境に負荷を与える方法で処理されるのが普通でしたが、ミシマが開発した下水汚泥処理プラント「ミシマックス」は、微生物をコントロールするシステムを開発しました。
全国トップレベルの下水汚泥処理プラント・ミシマックスが生まれた背景には、島根大学や産業技術センターなど、研究面での強力な応援団の存在があります。好気高温の微生物が下水汚泥を退治することは、体験的には理解していましたが、技術的な裏付けをし、プラントとしてのハード・ソフトウェアを確立するためには、欠かせない背景です。
環境展2009にも下水汚泥処理を展示しているメーカーはいくつかありましたが、脱水、加熱処理がほとんどで、微生物でエコな処理を可能にするプラントはほとんど見あたらないようでした。
去年に続いて島根の小さな企業がその技術力をアピールする環境展2009は、きょうまで。
ところで、山形のワーコム農法、島根の微生物発酵プラントは、いずれも私が報道カメラマン時代に深く取材したテーマです。東と西でエコのトップランナーとして名乗りをあげているのは、少しはボクも目利き?!だったのかも~♪
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