サーモグラフィカメラ [新製品情報]
発熱3人組です。
「プレデター」が獲物の人を襲うときの赤外線映像のシーンでおなじみです。
発熱状態を、青~赤色の変化で表します。
NECの赤外線サーモグラフィ装置 Thermo Shot F30 。
形と昨日はデジカメだけど、赤外線情報を記録する一種の計測装置~
昨夜の研究会にメンバーが持参しました。
1回シャッターを押すと赤外線映像と、通常のカットの2コマを同時に記録します。
光学系が違うので二つのカットの画角は少し変わります。
熱いお茶を湯飲みに入れると・・・・
お茶のある部分の温度は71°。周辺の温度は24.4°。
冷えた生ビールと熱いお茶を並べると・・・・
伊豆大島・三原山の噴火の時に使われたサーモグラフィカメラは、大型で高価(1000万円以上とか)だったけど、Thermo Shot F30 は50万円以下で手に入るようです。
あの時、私は御神火茶屋でスタンバイしておりましたが、いきなり眼前で割れ目噴火が始まり椅子から転げ落ちました。私が取材用にチャーターしていたサファリに中継スタッフなど10数名が折り重なって転がり込み逃げました。途中で車を止めて撮影しようとしたところ、ぼこぼこに殴られました。ま~怖かったんですね。某メーカーからかりてきた高価なサーモグラフィ装置はもちろん回収するヒマがなく関係者はあとで青くなっていました。
↑ 1986-11-21 青木さん撮影
しかし・・・、折良く大島に潜入していた火山研究家の青木章さんが、各社の中継機材ともども回収して御神火茶屋に運び込みました。青木さんとは松江時代からのつきあいで、彼から直に聴いた話です。
↑ 青木さん撮影
この「事件」で青木さんはお騒がせオトコとして名をはせましたが、実はトカラ列島諏訪之瀬島で火山観測所を設けて観測をしていたこともあり、著書「火山は生きている」でも知られている火山研究家です。現在は、島根・大社町でスモークハウス白南風」を営む燻製屋さんです。長年の火山研究で火と煙を見ると落ち着く・・・というわけで燻製屋さんを始めたとか。なにしろこだわりの人なのでホンモノの燻製を所望の方はこちらへ。絶品です。
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