「オリビアを聴きながら」DVD、プレスへ~ [ビデオ制作]
台風15号が荒れ狂った9月21日、青山円形劇場でハイビジョン10カメ撮影した音楽劇「オリビアを聴きながら」、EDIUS6と10カメマルチカム編集との格闘も終了してDVDプレスへ~
今月末、「レイネット」から発売されることになりました。
DVD-9(2層)の本編2時間15分と、DVD-5の特典版1時間15分のチョー豪華2本立て。
特典版では、尾崎亜美さんのミニライブも収録されています。亡き加藤和彦さんへのオマージュ「悲しくてやりきれない」のほか、「手をつないでいて」、もちろん!メインテーマの「オリビアを聴きながら」もばっちり弾き語りで収録されています。
メニューです。尾崎亜美さんの名曲がそのままチャプターになっています。
全部で17曲使われています。
チャプター13「蒼夜曲 セレナーデ」はボクの好きなシーンです。時代に絡めとられて消えていった愛と青春のオワリに遭遇した経験のある向きにはちょっと切なくて印象に残るシーンです。
その頃、ボクは広島にいて夜はサラリーマン、昼は学生しつつ報道写真家を目指していました。つきあっていたセクト系の女子学生に「アナタは時代認識が足りないのよね」とばっさり捨てられたような記憶もありました。
演出の横内謙介さんの軽妙な司会で、出演者が舞台裏を語るトークショーも売りです。舞台も歌も、出演者の素顔もいろいろ楽しめるグリコみたいなDVDになっています。
DVD化に伴うデザインは、赤坂の広告・編集プロダクション(株)スローガンの主任デザイナー・ワタナベです。
DVDは最初、コスト低減のために海外プレスを考えていましたが、台湾の正月とぶつかってしまい1月発売は難しそうなので「maid in japan」に変更・・・。
それでもハイビジョンカメラ10台のマルチカメラ駆使?の舞台撮影でマルチカム編集という採算的にはたぶんあり得ない制作体制も、青山デジタル映像研究会という基本的にはアマチュアに近いありようだからできたんですねえ。
経験則でいえば、アマチュアの撮影技術は、いくら解説本を読んでもあがりません。場数を踏む中で磨かれていくものです。掲示板で吠えまくる自称プロもたいしたことはないのが現実です。実践と経験がすべて、へ理屈は後からついてくるものです。現場がセンセイなのです。
もちろんリスクはあるわけで、このリスクを計算にいれないとイケナイのです。レイネットの社長は太っ腹なのです。ボクも少し痩せましたけどね。
DVDのお申し込みはレイネットまで~
この曲名を見るだけで当時を知る人は、懐かしいと思います。南沙織が歌っていた「春の予感」と杏里の「オリビアを聴きながら」は後になって尾崎亜美の作詞・曲と知りました。
by david (2012-01-14 14:19)
いい歌には時代を超えていくモノがありますね。
脚本と演出が決まっていて、なかなか楽しめると思います。
今年夏には、「再演」と聞いておりますので、逃した方はぜひ青山円形劇場へ、もちろんDVD買ってね。
by hamapro (2012-01-14 14:43)