都市のデザイン

今回の撮影のテーマはCABE。(Commission for Architecture & Building Environment) 

建築や街作りを文化と考え、都市のデザインを考えるシンポジウムです。

イギリスで始まった動きですが日本の場合、古都を除いて殆ど考慮されてなく、簡単に建築許可がおりてしまうようで、無秩序な開発がすすんでいる武蔵小杉などその典型でしょう。つい公安９課が走り回る新浜市をイメージしちゃいます。

カメラマン・ウエムラと２人で出動。場所は横浜開港記念館、１０人あまりのパネラーと参加者の質問がありそうです。カメラはPMW-200とＸＦ１００。

こうした会議などの撮影は音をどうするかがポイントです。会場のＰＡモニターの音をワイヤレスでカメラに飛ばしました。バックアップはカメラにゼンハイザーMKHP416-P48。

クリアなパネラーたちの主張をスラムの荒廃した景観の下のスラムの住人の心境で聞きました。

その反対の極にあるのが代官山、TUTAYAの周辺です。先日、さる施設の３Ｆフラットで撮影したおり、そこからの眺めは見事にデザインされた空間が広がっていました。住民運動の成果のようですが、お役所はただハンコを押すだけの建築行政なんですね。専門家がいるわけじゃなく判断できないからそうなってしまうのはアタリマエか・・・。