「青」の時代に対策は? [撮影]
このブログで取り上げさせていただいた青色照明が強い舞台で、画面の一部が反転したりする現象について、いろんな方々から連絡をいただきました。撮像版にCMOSを使うカメラに一般的に見られるようですが、対策によって軽減はできるようですがまだ十分とはいえないようです。
先日、WOWWOWで録画したディオンヌ・ワーウィックのコンサート映像を見ていたらオープニングから青一色の舞台なので興味津々で見ておりました。そこはアメリカのショービジネス! 完全にクリアしているだろうと思ってましたが、ちょっと微妙でしたね。
普通にシャドー部分には青色が飽和状態?
角度によってはかなり危険領域?
録画画面を見る限りでは、大なり小なり、我々が撮影したものと似たような現象を確認できます。
デジ研の撮影でこれまでに確認したところでは・・・
照明と被写体、カメラの角度によって変化しますが、場合によっては使用に耐えない画面になることもあります。
さらに露出オーバーになる画面ではエッジが赤紫になったりすることもあります。
後輩の水中カメラマンからも、EOSで撮影中に、同じ現象がおきるという連絡がありました。
照明も撮影機材も時代と共に変化、進化するわけですが、この問題については製造メリットのあるCMOSというもっぱらメーカー側の都合で発生している疑いもあり、きちんと製造物責任を果たすべきかもしれませんね。
ところでテレビ画面の再撮になりますが、波形をみるとこんな感じ・・。
こんな大規模な現場でもやっぱり影響が出るんですね。
私のような個人規模ではむべなるかな…。
話は変わりますが、私の愛機EX1が引きボケで入院する事になりそうです…。
撮影前日にサービスマンモードでフランジバックを調整しておいたので、
撮影開始直後はしゃっきりした映像なのですが、時間が経つと引きボケします。
機械的に触れる部分は無いので、電子制御がイカレてるんでしょうか…?非常に困ります。ズレる理由が全く分かりません!
浜谷さんはこのようなご経験ありますか?
by 8823 (2014-01-20 22:41)
内容的には番組の内容も撮影技術もイマイチだったので、使用機材もコストカットしているのかなと思ったりしていました。
いまどきのカメラはすべてデジタルでコントロールされているで、トラブルの原因がなかなか特定できませんね。ボクの個人的な感想では小型ハンディカムは2年、EX1クラスで4ー5年が寿命かなと考えています。
そういうわけでしょっちゅうカメラが入れ替わってしまい、経験変化によるトラブルの経験はありませせん。
by hamapro (2014-01-23 09:33)