古いレンズが4Kカメラで甦る ~ PXW-FS5K ~ [新製品情報]
ソニーの4KカメラPXW-FS5Kを集中的にチェック中~。
4Kで手持ち撮影、さらにインタビューなど普通に使うわけです。
↑ は標準レンズつきのセットに、0.8倍のワイコンをセットして使っています。 ニュース取材風に使うにはややレンズの引きがたりないのとフラワー型フードがあまりステイリッシュとはいえないからです。
このカメラはレンズ交換式、マウントはソニーミラーレスと同じです。レンズは共通で使えます。さらに、ソニーに身売りした旧ミノルタカメラの古いけど優秀なレンズも使えます。このミノルタ系のレンズがソニーに採用されてα(アルファ)になり、アダプター経由でEマウントで使えるというわけです。
デジ研メンバーのシマムラさんが所有している旧ミノルタの交換レンズは20本!
さっそく一本ずつPXW-FS5Kに装着して動作をチェックしてみました。
16㍉フィッシュアイ! 被写体まで20㎝まで迫れクリアな描写です。
いちばん使って見たかったのは90㍉マクロレンズ。
単玉レンズでもカメラの超解像度ズームを使うと1.5倍のズーム機能が使えます。
特に被写体との距離が近いクローズアップの世界でも使える機能です。カメラはアダプターを使ってフネで三脚に固定しますが、前後に5㎝くらいずらせますので接写向き~
といういうわけでとりわけネイチャー撮影など従来のビデオカメラは余り得意ではありませんが、長焦点マクロレンズが使えるのは大きなポイントです。
そして、もう一本・・・、24~70㍉レンズ(F2.8)。
これで日曜日、コンサート撮影をする予定です。
そして、気になるレンズがコレ!
兄貴分の4K60Pカメラ、PXW-FS7Kの標準レンズとしてセットされている28~135㍉ズームレンズ。
これをFS5Kにセット、舞台やコンサートではこれで決まりかも。
ミラーレス小型カメラでも使えるのであります。レンズのオマケみたいな感じですけどね。
そんなワケで古いレンズから最新の高価なレンズまで幅広く使えるレンズを従えたFS5Kは魅力的なカメラです。
パナソニックに対抗してメディアはSDXCカードを使う仕様になったようですが、ここは余裕のあるXQDカードにして欲しかったですね。
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