HXR-NX5Jで大きく変わるワークフロー

去年はじめからマルチカメラ撮影でも、バックアップはファイルベースで行うようになり、ワークフローが大きく変化しました。

そして、それを加速したのがHXR-NX5Jの登場です。

このところ、撮影現場からまるっきりテープが消えてしまいました。

ＮＸ５Ｊの後部には、オプションの128GBフラッシュメモリーユニットもセット。

本体メモリー→ＨＤ記録、フラッシュメモリーユニット→ＳＤへの同時記録も可能です。

撮影～編集、ブルーレイ制作までのワークフローに大きな変化が・・・。

ＡＶＣＨＤなどファイルベース時代の選択は・・・

Core i7 PC＋EDIUS 5pro＋FIRECODER Bluで最強です。

FIRECODER Bluを使用するにチェックを入れます。

急ぐ場合は、PCのカードスロットにメモリースティックを挿して～

EDIUS 5Pｒｏのｂｉｎウインドウで「一括変換」

あるいは・・・

または、ＥＩＵＳ上でなくても、卓駆などのファイル操作ソフトで、ＭＴＳクリップを指定しても一括変換可能です。ほぼリアルタイムでＣＡＮＯＰＵＳ　ＨＱに変換してくれます。

ファイルベース時代の編集ソフトは、ＶＥＧＡＳあるいはＥＤＩＵＳで決まりだと思いますが、ソニーはADOBEとのしがらみでしょうか、自社系のVEGASが生かされていません。それにつけても、CANOPUSがトムソンでなくソニーの傘下に入っていれば・・・と思いますね。私のような素人でもチャンス！と、当時思ったものです。

さて、問題はアーカイブをどうするか？

いまのところ、ＡＶＣＨＤ（ＭＴＳ）クリップを、ＤＶＤやブルーレイにコピーして保存しています。

テープ時代には撮影済みテープなどテキトーに扱っていましたが、これからはマジメにやっておかないとあとで困ってしまう事態になりかねませんね。

今年夏、パナソニックから６０万円台のHD-SDIスイッチャーが登場します。

昨年までは１００万円だったＨＤ－ＳＤＩ出力可能なカメラが、NX5Jの登場でイッキに５０万円以下に！

マルチカメラ撮影のワークフローが大きく変わりそうです。

コメント 5

ご無沙汰しています、やっぱり、流れはテープレスですね。
でも、チームで長期の作品はまだまだテープが便利です。
撮りためて保存し簡単に素材のやりとりが出来ますからね。

ということで、私のところはまだまだテープ機が活躍しています。

もう一つ。カーテン生地でブルースクリーンを作りました。クロマキーができると色々表現が広がり面白いです！
by yasu (2010-02-17 05:51) 

いつもとても記事が参考になっております。ありがとうございます。
今の時点でWindowsベースにては本当に最強クラスです。

テープからファイルベースへの転換が確実になりました。また流れとして
３Ｄカメラも徐々にでてきておりそのうちにとも思いますが莫大な費用が
かかる上にわからないことも結構ありますので私の中では思考ばかりが先行しています。

現実的長期的にはＭＡＣのＰＣ＆ファイナルカット、アフターエフェクトなどに挑戦とも思っています。スティーブ・ジョブスのセンスの良さとＭＡＣの本質的性能に興味があります。ＡＰＰＬＥ　どうなることやら！　

でもまずは、HXR-NX5J欲しいですねぇ。これが先か・・・・





by TORU SHIMMEN (2010-02-17 11:29) 

ファイルベースのカメラは、編集がちょっと問題でしたが、ＥＤＩＵＳのようにソフトとハードでＰＣを固めれば、ＯＫ！という状況ですね。
私もでかいけど安物のブルースクリーンを購入しましたが、シワをとるのが大変であまり使っていません。

有名な編集者ウオルター・マーチさんも、ＭＡＣとＦＣＰでオスカー編集賞をもらっていますね。
アフターエフェクツなど使いこなして見たいけど、プロバージョンをインストールしたものの、使っていません。（使えない・・・が正解かな）
ＨＸＲ－ＮＸ５で、来週、某社のＷＥＢ動画を撮る予定ですので、のちほどご報告します。
by hamapro (2010-02-18 10:09) 

Panasonic の AW-HS50 だと更に安そうですね。

各社から今後いろいろ出てきそうですね。

by すえぴ〜 (2010-02-20 12:29) 

AW-HS50は”放送用”となっているので、以外と高いかも～。
音声関係をのぞけば、殆ど同じなので、価格が同じ程度なら？こちらでもいいかなと思っています。


by hamapro (2010-02-20 14:45)