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山頂はロストワールド [八丈島]

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ハマヒルガオの向こうは八丈富士、島の人にとっては朝な夕なに仰ぎ見る名峰富士なのです。

いつも、雲におおわれた山頂はどうなっているのか、撮影することにしました。

標高850メートルあまり、伊豆諸島では最高峰の八丈富士の山頂は、強風が吹き荒れていました。

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黒潮は暖められて山頂へ押し寄せて雲になり、風になって吹き抜けます。

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轟轟と山を揺らしながらふたたび海へ帰っていきます。

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神の声を聞いたような気がしました。

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カルデラの底をおりていきます。

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浅間神社(せんげんじんじゃ)の鳥居です。

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ご神木です。

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小さな池があちこちにあり独特の生態系をつくっています。

以前、アカガエルがいたそうですが見あたりませんでした。

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まだの方は、カルデラを回るお鉢まわりのコースをぜひ歩きましょう。 

「八丈島の植物ガイド」(発行所:八丈島観光振興実行委 1000エン)を手に自然観察しながら・・・・。

もっと手軽に八丈の自然を楽しみたい方は、プロジェクトウエーブへ~♪ 

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きょうは、めいっぱい老骨にムチ打って歩き殆ど脳死状態~♪、

例によって「でこでこ」で乾杯しました。

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これも古くからの島の味です。タケノコを焼いて、秘伝のミソで食べます。

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帰りにホタル水路によってゲンジボタルを観察して帰りました。

ちょい小型のヘイケホタルもいました。だ~れもいない静かな(ちょっとこわーい)場所ですが、アオバズクの声をききながら、ホタルの観察するのも八丈ならではです。


八丈島の冬を食す [八丈島]

八丈島の夜の食事はいつも島の焼酎を飲みつつ「でこでこ」と決まっております。

報道カメラマン時代、自称「伊豆諸島」担当でしたので「でこでこ」とのつきあいも長いのです。

「でこでこ」は、島でとれたものを食材に使います。

 

とれたてのキハダマグロの刺身です。でも、本当は島では「めじっこ」とか「きめじ」と呼んでいます。この「めじっこ」が出世して「キハダマグロ」になるのです。

また、島ではワサビのかわりにシマトウガラシを使います。

寒いのでお湯割りです。アシタバを煎じたお湯で割り、さらに「かぶつ」と呼ばれている島生まれの橙をたらします。

 

もちろん野菜も島特産のもの、サトイモに自家製の鰹の塩辛をのせて食べます。

赤い魚は高級魚になったオナガダイ、その上がアオゼです。ダイコンは三日間煮込んで非常に柔らかく、絶品のアラ煮です。

オーナー&シェフは八丈の味にこだわりいっぱいの喜田さん、そのむかし、天下分け目の戦いで敗れ島に流された武将・宇喜多秀家の末裔です。家系図を見せてもらいました。

  

吸い物はアシタバとムロアジのつみれ汁、そして本物の岩のりです。

 

飲み過ぎてしまいました。 デザート?!は「かんも餅」とよばれるサツマイモをつかったお餅です。

島の味は、健康にして美味そして贅沢な味わいがあります。

翌日は、島のスーパー「あさぬま」へ~

プロジェクトウエーブ・岩崎さんの友人たちが、手作りのケーキなどを持ち寄って月に1回程度マーケットを開いています。

 

なづけてアイラナマーケット! 

アイラナとはハワイ語で「島」という意味だそうです。ボクは「チマキ」を買いました。味はなかなかです。そのうえ島の美女がなぜか?勢揃いしていますのでつい買ってしまうのです。

撮影しているのは福山さん、呑み友だちであります。

 

酒は旨いし、魚も最高、姉ちゃんはきれい、八丈に住んでもいいなぁ~と思うこのころです。

八丈島は観光の島です。島ではしょっちゅう観光客向けのイベントが開かれています。

一番手のお祭り「花と緑のシェスタ 2008」も始まっています。

アシタバの摘み取りができたり、お茶の接待で島の美女がおもてなしです。

八丈の水は、美味しいので有名です。大賀郷にある横嶺山薬師堂境内に名水がでます。

 

この水を飲むとビデオの腕もあがるそうで、福山さんはがぶ飲み状態です。

さて、魚釣りやダイビングだけでない八丈島を紹介するビデオを、プロジェクトウエーブ(岩崎由美代表)と制作中です。ネイチャー撮影に最適なHVR-Z7Jの登場で、撮影はもうちょい続きそうです。

では、奥の深い八丈島に行きたくなったらプロジェクトウエーブへ! みなさんを、もうひとつの八丈へご案内します。

 

 


Z7Jで八丈島の冬を撮る [八丈島]

八丈島に降り立つと、空は青く歓迎ムードいっぱいです~♪

  

冬の海や空の色も味わいがあります。

初夏から初秋まで島のいたるところで「亜熱帯」(本当は八丈は温帯です)を演出していたハイビスカスは、この時期、日当たりのいい場所でわずかに小さな花をつけているだけです。

冬の八丈島をレンズ交換式HDVカメラ HVR-Z7Jで撮影しました。

今回は画角チェックが目的なので三脚は島においてある501を使いましたが、しょうじきしんどい。Z7J購入の暁には、いい三脚にしないといけません。腕が同じなら、後は三脚で決まる・・・です。

雑誌「ビデオα」3月号にむけて、Z7Jのテストリポート制作中~♪

 

キヤノン18倍(2/3)を、1/3→2/3コンバーターでZ7Jにセットすると焦点距離は2倍、つまり超望遠レンズに変身するわけです。

 

↑ 冬空を滑空するノスリ、警戒するツグミです。

ツバキの林ではメジロがせっせと花粉をあさっていました。

 

ツバキの花には蜜を吸いに来たメジロの足跡が残っています。

2/3マウント18倍ズーム+エクステンダーさらに、Z7Jのデジタルエクステンダーで1.5倍にしますと望遠の威力を実感します。キヤノン18倍ズームはSDですが、SDでもさすが放送業務用レンズの高画質が生かされます。

八丈の自然をハイビジョンで残そうという「八丈プロジェクト」がスタートしてちょうど1年! 新しいHDVカメラ Z7Jは、レンズ交換可能になりって望遠や接写に強くなりました。

Z7Jは待ち望んでいたカメラです。

いっしょに作業をしているプロジェクトウエーブの岩崎さんも感動しておりました。

今回のホテルは「シーパークリゾート八丈」、雰囲気のあるホテルです。

 

ホテルの古いテレビにつないで、映像をチェック・・・・

さて、Z7J用のバッグはポーターブレイスを使いました。

 

ポーターブレイスのバッグは、独特なクッション構造になっていて使いやすいのが特徴です。

18倍ズームレンズ、マイクをセットしたままバッグにぴったしはいります。 


こ年最後の八丈島 撮影 [八丈島]

宵闇迫る洋上に八丈島が見えてきました。

プロジェクトウエーブと進めている八丈プロジェクトの今年最後の取材です。

10日朝、島は快晴! 港では船の手入れをしていました。

ウミウがのんびり日向ぼっこしていました。

珍しい鳥のグループを見かけました。

左端、物思いにふけっているのがウミウ、4羽のグループがスズガモ、真ん中1羽だけがコクガンです。

コクガンや、スズガモを八丈で見かけるのは珍しいそうです。

真ん中 コクガン、両隣がスズガモ

スズガモご一行です。

  

八丈の海草は美味しいらしく、スズガモもコクガンもひっきりなしに食べまくっていました。

コクガンのクチバシから海草が垂れ下がっているのが見えました。

海岸の植物、トベラです。

秋は実りの季節、トベラの真っ赤な実が鮮やかです。

テイカカヅラの種です。風に乗って飛んでいきます。繊細なまっすぐ伸びた綿毛を見ていると、自然の造形の巧みさに驚かされます。

フライト中のテイカカヅラの種です。

夕方5時前、八丈小島を背景に沈む夕陽を、インターバル撮影しました。

30秒に0.5秒録画します。1コマ・・・とはいかないのが、Mepgの特徴です。

かつて、この八丈小島の周辺をUFOが飛び回っていた目撃例があるそうですが、残念ながらこの日はお目にかかれませんでした。

寒さこらえて撮影中の、プロジェクトウエーブの岩崎さんです。

東京都発行のパンフレットには、「亜熱帯八丈島」というコピーがありましたが、この寒さ~♪

八丈はやはり温帯です。

ところで八丈島を楽しむのは夏!・・・と思っていましたが、プロジェクトウエーブの岩崎さんによると、正月にネイチャートレッキングをする人などいるそうで、正月酒で酔っぱらうヒマもないとか・・・

八丈島を清く、正しく楽しみたい方は、プロジェクトウエーブへ!


八丈で星座を撮る [八丈島]

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八丈島で撮影した星空。降るような☆、天の河もばっちり・・・・。

こんな星空をみると世界観まで変わるような気がします。

八丈プロジェクト☆星座撮影部長MAD加藤氏です。

雨の多い八丈で星空が完璧に見えるのは極めて希です。

しかし、品行方正の撮影隊はいつも天が味方してくれます。

なぜか、撮影隊がいくと天気が良くなるのです。

 photo かとう

午前0時過ぎ、全天を覆っていた雲は、風と共に去りぬ~♪

満天に星がきらめく夜になりました。

 

撮影カメラはキヤノン EOS 1Ds、レンズはニコン フィッシュアイレンズを変換アダプターでセット。

 photo かとう

午前2時の八丈の星座、全天型フィッシュアイレンズで撮影。

 photo かとう

夜明け前~♪ 対角線フィッシュアイレンズでの撮影です。

高解像度でインターバル撮影した映像をハイビジョン動画に変換します。

空と海、そして八丈の大地と自然を記録する八丈プロジェクトがスタートして、ちょうど1年! 

プロジェクトウエーブと共同制作中のビデオ作品「八丈の自然」(仮題)で使う予定です。これを見ると八丈島へ行きたくなる!ビデオ作品にしたいですねえ。八丈最大の産業は観光です。島へ観光客がこないと飛行機代も高くなって離島のハンディをモロに背負わなければならなくなります。

カネを出しても口を出さないスポンサー募集中です。


鮮やか秋の八丈島 [八丈島]

日曜日の八丈は木枯らし一番が去って、空は高く青く絶好の撮影日和です。

八丈富士の裾野に広がるお花畑は、イソギクの群落です。

心と胸にしみるしみる青と黄、秋の八丈の色ですねえ。

 

八丈の特徴ある自然はこれ、スダジイの森です。

 

↑ マメヅタ                       ↑ ハチジョウウラボシ

 

↑ スダジイの若い実                 ↑ 熟して落下した実

使用したカメラはソニーHVR-V1J、アクセサリーは「クローズアップレンズ NO.1~NO.3」、LEDライト、レフ版などです。

 

強風なので花のクローズアップでは、花が揺れるため風の合間を見ながら撮影しました。
風は呼吸するんですね。

撮影アシスタントをお願いしたのはプロジェクトウエーブの岩崎さんです。

 

花が黄なら実は赤~♪ 左 赤い実の写真はトゲナシサルトリイイバラ。「柏餅をくるむ葉」と記憶していましたが八丈ではそういう使われ方はしていないそうです。

↑ 右の写真は、ハチジョウテンナンショウ

 

ツワブキの葉の裏にはヒダリマキマイマイがいました。

 

きょうの昼食は、太平洋を望む崖の上にたつ「カノープス」。

 

カノープスは、カレーライスやピザがとても美味い店です。なぜ、カノープスかというと天体マニアで星が好きなオーナーだったからとか。ここからですと水平線上4°の位置に輝くカノープスが見えるそうです。

さて、夜になりました。今夜は島の居酒屋「大吉丸」で反省会~♪

日曜日の夜、大吉丸の一角では真剣な?!反省会です。

 

↑ ごぞんじ島寿司、新鮮な漬けのネタに甘酢のしゃり、ワサビのかわりに練り辛子を使うのが島寿司です。

 

刺身の薬味はわさびではなくて辛~いシマトウを使います。 シメは久しぶりにラーメン!

深夜、午前3時

ホテルの屋上で、天体撮影です。さぶ~い・・・・。

 

秋の天体撮影は、「MADかとう」氏

今回はキヤノンからお借りしたデジタル一眼レフを使ったハイビジョン撮影をテストしました。

 

使用レンズは、大口径(F2.8)キヤノンEOS 300ミリ

ほかに獅子座流星群も撮影しましたが、ゆるやかにまわる晩秋の星座を寒さをこらえて観察、流れ星をいくつか見ることができました。

東京の空と違って星が降るように見える・・・八丈の空です。

さて、八丈の自然をハイビジョンで記録して、そのうちDVDにしようという八丈プロジェクトも、スタートしてまもなく1年! 岩崎さんが主宰するエコツーリズムの「プロジェクトウエーブ」とのボランティア事業ですが、そろそろ番組の構成を考えないといけません。

できれば春頃にDVDを出して、島へもっと観光客を呼び込むことができれば・・・と、暇なし&カネなしの中でやっております。


八丈島、晩秋~ [八丈島]

土曜日から八丈島に来ています。

東京は木枯らし一番とか・・・・、八丈に押し寄せる波も荒れ模様です。

  

1年前から制作に入った「八丈島の自然」(仮題)、ちょっとかっこつけて「八丈プロジェクト」です。四季折々の八丈島の自然をハイビジョン撮影しています。完成は来年春なれど未定です。

今回使ったカメラはソニーHVR-V1J、ワイコン、フィッシュアイ、テレコン、クローズアップレンズを使いました。

秋は物思う季節・・・、イソヒヨドリも太平洋を見ながら沈思黙考中~♪

昨日は、いっしょにプロジェクトを進めているプロジェクトウエーブの岩崎さんと、秋の花や海を撮影しました。

 

今回のメンバーは、何時もの青山・デジタルビデオ講座のみなさんと、天体撮影のプロ「MADかとう」氏です。残念ながら、ときどき雨がぱらついて天候には恵まれませんでしたが、黄色が鮮やかな「ツワブキ」、「ハチジョウアキノキリンソウ」など、ばっちり接写しました。

 

鮮やかな黄がめだつツワブキ      イソギク、この季節の花は黄色が目立ちます。

 

あの苦いセンブリも、花は可憐です。4弁と5弁が同居しています。

 

花の形が大文字! イズノシマダイモンジソウです。

 

↑ ハチジョウアキノキリンソウ         ↑ ハチジョウアザミ

 

↑ ノコンギク                    ↑ アカタテハ

きれいな花にはご用心~。花の上で獲物を待つのは・・・・、ハナグモの仲間!

 

さて、昼ご飯はおなじみの「厨」。この味とボリュームでこの値段!ビールで乾杯しました。

さて、早いけどもう晩ご飯~。島のディープな居酒屋「でこでこ」です。

 

きょう一日を、ソニーHDVウオークマンで振り返りつつ、ふか~く反省

「でこでこ」がディープたる所以ですが、この店ででるいろんな食材はすべて、八丈島産の旬のもの、それも畑で主人が栽培しているものが大半です。「くさや」まで自家製なのです。(ボクは苦手ですが・・・)

はるばる?海をわたって「でこでこ」でのひとときは、至福の時なのであります。

 

さて、深夜は秋の天体を撮影する予定でしたが、強風のため残念~。明日にしました。

島焼酎とともに八丈の夜は更けて~ ・・・・・  


八丈島プロジェクト・秋を撮る [八丈島]

八丈島の風土と自然をハイビジョン撮影する八丈プロジェクト、いよいよ秋のミッション~♪

八丈島は東京から約300キロ。 

昔から、鳥も通わぬ八丈島として罪人が流されましたが、公式記録では関ヶ原の戦いで敗れた宇喜多秀家が初めての流人だそうであります。

去年秋から、折に触れて八丈の自然を、プロジェクトウエーブさまと取材しております。

完成は、来年春!を予定していますが、さてどーなるか・・・

夏の撮影(8月)に続く、今回の撮影では、秋の花や海、野鳥など秋の八丈を撮る予定です。

今回は初めて、天体撮影の権威「MADかとう」氏が、秋の星座などをデジタル一眼レフを使ってハイビジョン撮影する予定です。

↑ MAD加藤氏が、去年春、リビア砂漠で撮影した皆既日食の映像。

MAD加藤氏は電気関係企業の社員ですが、かつてテニアンの皆既日食も、現地で撮影+インマルサット経由でNHKニュースで生中継した方です。たった一人でやっちゃうわけですから、プロカメラマンもがんばらないといけません。

その時のリポートはこちら!

撮影スケジュールは、11月17~19日。

晴れだといいですけどね~♪


八丈島・水中撮影 [八丈島]

夏の八丈島へでかけました。目的は、ハイビジョンで八丈島の魅力を伝える「八丈島の自然プロジェクト」水中シーンの撮影です。去年暮れから、プロジェクトウエーブと私とで撮影中です。

なにしろお互いに島のために・・・というボランティア、時間もカネもないなかですが、楽しくやっています。

夏の八丈の魅力はなんたって海~♪

空、雲、海の色がまったく違ってきます。

黒潮に浮かぶ夏の雲は、入道雲の下がスパッと切りとられた形になっているのが特徴です。そして夏の海には、白く雲の影が見られます。

プロジェクトウエーブの皆さんとHDVカメラを使った水中撮影に出発。

カメラを納めるハウジングは、sea&seavx-s1です。

ソニーHDR-HC3が使えるマウントです。赤外線でカメラをコントロールします。

専用ワイドレンズつきで水中での画角を確保しています。

撮影はプロジェクトウェーブのインストラクター福田(fukuta)さんです。

では、HC3で撮影した八丈のお魚さんをご紹介・・・

やはり八丈の自然を語るには海中のシーンが欠かせません。シーアンドシーのご厚意でHDV水中撮影のテストをかけて撮影することができました。

子どものころ見たクストーの「沈黙の世界」で、水中カメラマンに憧れた記憶がありますが、あいにくチャンスがありませんでした。それに家の前がすぐ海!の下関で育ったわりにはカナヅチ状態だったのです。

今回は、初めてのHDV水中撮影で、借用期間も限られていたので、十分とはいえませんが、それでも魅力的な八丈の海の生き物たちを撮影することができました。

ハイビジョンで水中撮影!のシーンをもっと入れたほうが、面白くなりそう~♪

八丈島の魅力をハイビジョンで記録しようと、去年暮れからプロジェクトウエーブ+hamaproでスタートしたこのプロジェクト、完成はたぶん、来年の春!です。

プロジェクトウエーブは、エコーツーリズム理念に基づいて仕事をしていますが、初心者の方々が夏の八丈の海を楽しむためにファミリーでの体験ダイビングやスノーケリングなどもやっています。社長ににかわってPR!


ハイビスカス引っ越し [八丈島]

みごとな花をさかせたベランダのハイビスカスが、大きな鉢へ引っ越しをしました。

1年余り過ごしたビニールのポッドから大きめの鉢へ~

しっかり次の花が控えています。

このハイビスカスの土作りに使っているのが、松江の友人の会社 がつくっているバイオ肥料です。(株)ミシマは生ゴミを炭酸ガスと水に分解するプラントや、都市下水道の最終汚泥を微生物の力で消滅させてしまうプラントを開発している会社です。

プラントの中で温度、湿度、酸素の流入量をコントロールし生ゴミや汚泥を分解していきますが、奇跡のシステムを支えているのが微生物のコロニーになる杉チップです。

杉チップにすることで微生物の寝床(菌床)の表面積がぐーんと増えます。プラントの働きは微生物が活発になるようにソフトとハードを組み合わせるわけですが、このシステムは特許を取得しています。

詳しいシステムはこちら~で!

うちのハイビスカスが元気なのは、役目を果たした微生物の固まり!である杉チップが、頑張ったからなのです。

下水汚泥処理の副産物なのですが、もちろん完全に分解しているので、匂いをかいでも完熟堆肥のような野の香りがします。菊栽培農家などが試験的に使ったりしていますが、花の数が2倍に増えた!そうでかなり効果があるようです。 


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