ファイルベース時代の映像制作 [セミナー]
立川で「ファイルベース時代の映像制作」をテーマにセミナー。
主催は、NHK多摩ビデオクラブ。 参加者60名あまり。
報道カメラマン時代に、アマビデオ事務局を担当し、NHK多摩ビデオクラブの顧問をやっていたのでいまでもおつきあいがあります。歴史のあるビデオクラブなのでまだ1/4の方がテープ(HDV)ですが、ファイルベースへシフトするのは必然・・・というわけでこのテーマになりました。
渡邊会長挨拶のあと4時間近いセミナーのスタート。
ファイルベース時代の編集ソフトは何を使っていますか?
「プレミア」を使っている方が10人、「EDIUS」が倍の20人以上でした。
5年余り前には「EDIUS」がゼロでした。私だけがEDIUSだったわけです。
ファイルベース時代になっても映像制作の基本は変わらないわけですが、データの保存やPCへの取り込みなどちょっと戸惑うこともありそうです。
ファイルベース時代のカメラはどれがいいのか? いちばん気になるところですが、私が持参したレンズ交換可能なソニー NEX-VG20、キヤノンXF100などに関心が集まっていました。とりわけ、高画質で扱いやすいXF100ユーザーが増えているようで、さっそくお二人から買いたいけどどうでしょうか・・という相談がありました。
ビデオは映像と音!映像=わかりやすいこと、音=現場の音、あるいは本質をつくインタビューのことです。デジタル時代の音処理についても関心が高く質問がありました。
いっぱんにアマビデオは、安直なBGMを多用する傾向がありますが、私などジジイの感性では作品ぶちこわし的な結果になりがちです。BGMに頼るよりは現場の音にこだわり、聞こえない音をどうやって拾うのか? BGMはただ作品の価値を落とすだけかもしれません。
シャッターを押す前に感性と耳をすまして対象と向き合う姿勢が大事です。
セミナー修了のあとは、役員の方々と懇親会。
大分から参加された徳永さんの乾杯でスタートしましたが、ビデオという共通の趣味で結ばれた方々とあって、いろんなハナシで盛り上がりました。
ビデオ講座 in 上田 [セミナー]
長野・上田で開催しているインターネット時代のビデオ講座夏の陣~
いつもは前日から泊まりがけなんだけど、今回はやむを得ぬ事情により、徹夜明けのまま長野新幹線で上田へ。
9時前、長野大学のセミナー会場に到着!
夏のセミナー2回目からはEDIUS編集講座です。
講師席にあるのは、私のVAIO Z、これに3TBの外付けHDDUSB3.0で使っています。
今回の受講者は26名。春から行われているこのセミナーは無料の講座です。
一ヶ月間正規バージョンと同様に使えるEDIUS NOE3体験版で、編集の勉強です。
EIDUSは入門者向けのEDIUS NOE3から、上級者向けのEDIUS6まで同じ感覚で扱えますので、その軽さと相まってお薦めの編集ソフトです。上級へグレードをあげても戸惑うことはありません。
デジタルの世界もそのままイマの日本の縮図です。東京への一極集中はいっこうに改善される気配もありません。地方都市で撮影や編集などデジタル映像の勉強をしたいと思っても難しい現状があります。
こうしたなかで長野大学や市民グループが、幅広い人材育成とネットワーク形成に向けて動き出したというわけです。不肖、hamaproもまず自分のできることを~ というわけで、徹夜明けでも上田へ・・・。
受講者の方がもってこられたかつてのビクター「ビデオケーション」(創刊3号)。
あの頃のビクターは元気でした!
一体型が登場する前のカムコーダーは、カメラとデッキ部が分離したセパレートタイプです。
なかでも、ビクターはその性能でソニー、パナソニックを技術的に押さえたナンバー1でした。
このビデケーションの取材を受けたことがきっかけで当時の編集者と仲良くなり、二人で「ビデオケーション」の特集記事を担当していたこともありました。
会社では16㍉カメラ、個人としてはビクターのビデオカメラを使っていたわけです。
30秒映像大賞に挑戦だっ! [セミナー]
インタ-ネット時代のビデオ制作講座の会場は、長野大学4号館・CGデザインラボです。
最新設備で長野県内の7大学とオンラインで結ばれ、映像伝送によるお互いの講座参加も可能だとか・・・。
講師の一人、長野大学企業情報学部の前川準教授から今回の講座のネライについて説明がありました。
撮影と編集の基本を中心に、NHKミニミニ映像大賞など各種コンテストをターゲットに作品作りをします。
参加者20人あまりが4つのグループにわかれて、私もCグループの面倒をみることにしました。
テーマを何にするか?
いろんなアイディアを出してもらいました。テーマは身近なものであること、映像と音を生かせることが大事です。
みなさんのみずみずしい感覚を活かしておもしろい作品ができるかも ~
今回、私が使うカメラはキヤノン XF105とマイクはゼンハイザーMKH416。
奇しくもCグループの統一テーマは、「信州・上田の音」に決まりました。
Aさんは「千曲川の音風景」、Bさんは「上田の暮らしの音」、学生のC君は「上田城の音」・・・など、映像と音の原点をめざした30秒の作品に挑戦することになりました。
最後に、それぞれのグループが何をテーマに選んだのか発表しました。テーマは限りなく具体的であることが必要ですが、中にはちょっと抽象的で少し敷居が高そう・・・というのもあったりして、どんな作品になるのか楽しみです。
次回は作品つくりに欠かせない撮影テクニックや、グラスバレーの編集ソフト「EDIUS NEO」を使った編集講座です。
次回講座は8月27日(土)。 まだお申し込み可能です。
信州・上田へ [セミナー]
夏雲沸き立つ信州路を上田へ、インターネットビデオ制作講座夏の陣です。
パーキングエリアのツバメのお宿は過密状態。そろそろ巣立ちのようです。
上田に到着、さっそくホテル近くの酒場へ~。
タトゥあり・・・・、ちょっと粋ですね。
ほろ酔いで明日の準備。VAIO ZからHDMI出力してテレビへ。
EDIUS6になって編集中の映像をフル画面出力できるようになりました。
2010夏モデルのvaio zは、軽量高性能ですが内蔵SSDだけなので、ビデオ編集には外付けHDDが必須です。このところ、3TBの内蔵のRATOCKのケースを使っています。
USB 3.0+EDIUS 6。
ネット接続はDWR-PG(BUFFALO)、ドコモデータ通信機能内蔵ポータブルWiーHiルーター。けっこう高速なんだけど場所によっては上り下りとも384kbsになってしまうこともあるようです。
今回のセミナーは21名参加! 皆さんとの再会が楽しみです。
インターネット時代のビデオ制作講座 [セミナー]
今週土曜日、長野・上田でビデオ制作のワークショップを行います。
主催は、蚕都上田;プロジェクトと長野大学地域連携センター。
この春に1回目の講座を開いて以来、、今回の夏のワークショップで3回目です。
夏編は今週6日(土)、27日(土)、さらに9月11日(日)の3回開かれます。
詳しくは、http://tv.orahonet.jp/docs/oraho-tv/A0021.php へ~
ところで・・・・
このところ先日の沖縄ロケの編集作業で忙しく、ブログは久しぶりの更新です。
信州・上田でビデオ制作講座2日目 [セミナー]
日曜日、長野・上田城のサクラは満開、上田ブルーの空の下、花見客で賑わいました。
この桜をテーマに、昨日撮影、編集した作品を審査するのです。
インターネット時代のビデオ制作講座は、先月に引き続き2回目です。
やはり撮影は現場のシゴトです。
今回は上田城の桜をテーマに撮影、編集をして腕を磨こうというわけです。
インターネット放送局が各地に生まれ、1億放送局時代を迎えて地方からの情報発信や街作りにいかしていこうという長野大学地域連携センター&蚕都上田プロジェクト主催です。
主催者の長野大学・前川準教授です。
土曜日に撮影した映像をさっそく徹夜?!で編集した方もいて、皆さんの思いと気合いが感じられる作品ばかりでした。午前10時にスタートして、皆さんの作品の上映が終了したのは午後3時・・・。
皆さんが使っている編集ソフトは、ほとんどがEDIUSでした。
使いやすさと初心者向けのEDIUS NEOと上級者向けのEDIUS 6の操作体系に違和感がないことも人気の秘密のようです。
最優秀賞に選ばれたのがNHK長野ビデオクラブの中沢裕さんの作品です。
折良く上田城を訪れた真田幸村の子孫の方も、インタタビューなどでしっかり取り込むなど「偶然」を「必然」にしてしてしまう構成のチカラもあって文句なしでした。使用ソフトはEDIUS 6。
賞品は、エルグベンチャーズ(株)提供のHDモニターHDM-EV85。
特別賞は高校生の横関公太さん。
自作音楽にあわせて映像をコラージュした新しい感覚の作品です。
地方からの情報発信といっても簡単ではありません。特にヒトの問題が大きいのです。
人材発掘や育成、ネットワーク形成の面からも、こうしたビデオ制作講座は大きな意味があると思います。
信州・上田の青い空の下で生まれたインターネット放送局は、着実に一歩ずつ前進中~
信州・上田城の桜は満開! [セミナー]
長野・上田城の桜はほぼ満開です。
先月のインターネットビデオ制作講座につづいて、今回は撮影実践編です。
上田城の桜をテーマに撮影し、撮影技術を高めることにしました。
グラスバレー、エルグベンチャーズ両社から賞品の提供があったので、コンテスト形式にして、豪華賞品を準備しました。
上田城といえば真田昌幸、幸村親子の居城として有名です。
赤備えのにわか武者があちこちで記念撮影。観光客向けのサービスです。
上田城は日本の名城100選にも選ばれ人気の城です。
桜と城~ 、数年前にフクヤマ先輩と二人旅しつつ、東北から北海道・函館までの桜の名所を撮影しました。弘前城の桜と並んで上田城の桜が心に残ります。
昼前、にわか雨に見舞われましたが天気は回復、理想的な撮影日和りになりました。
二日目の日曜日は、映像のチェックと反省会、インタビュー技術の勉強した後、表彰式です。
信州・上田城の桜ビデオコンテスト [セミナー]
真田十勇士のふる里、信州上田城はこの週末、桜が満開~。
そこで、名城の桜をテーマに、コンテスト形式のビデオ撮影&セミナーを実施します。
東京から「あさま」でたったの2時間!
私も15日夕方~17日まで講師の一人として参加します。
ご参加お待ちしております。酒のイケル方は信州の銘酒でいっぱいやりましょう。
先月、「インターネット時代のビデオ講座」(長野大学主催)を上田で行いましたが、今回はその実践編というわけです。
コンテスト!というからにはもちろん「賞品」もあります。
グラスバレー(株)とエルグベンチャーズ(株)のご協力をいただき用意することができました。
もちろん無料です。私もボランティアで参加するのであります。
■ 最優秀賞 HD編集ソフト 「EDIUS 6」 ・・ 1
■ 特別賞 HDモニター 「HDM-EV85」 ・・ 1
■ 優秀賞 Logic Keyboard for EDIUS キーボード ・・ 1
声の職人2 Lite for EDIUS ・・ 1
■ 努力賞 グラスバレーオリジナル miniHDMI-HDMIケーブル ・・ 3
■ 参加賞 リップバンド(先着30名様)
ビデオも桜も、酒も信州蕎麦も大好き~なかたは、ご参加を!
【スケジュールと内容】
16日 「上田城の桜」撮影
10時~13時 撮影 撮影場所・上田城付近
14時~17時 実践撮影レッスン(数名)
(18時~ 懇親会 上田駅から比較的近い場所)
17日 「撮影、編集のポイント」
10時~ 講評、レベルアップのためのポイント
13時~ インタビュー、対談などの収録実習
15時~ 審査発表、賞品伝達
お申し込み先
長野大学地域連携センター
TEL 0268-39-0007 FAX 0268-39-0006 email renkei@nagano.ac.jp
インターネット時代のビデオ制作講座2日目 [セミナー]
信州・上田といえば真田3代。
東京とまったく違う空の色です。上田ブルー・・・ですね。
2日目の会場は長野大学です。まわりを雑木林に囲まれた静かな環境です。
蚕都上田で開催された「インターネット時代のビデオ制作講座」2日目です。
約40台のPCで、きょうは編集や動画配信サイトへの利用の仕方などを勉強します。
ノートPCでもHDMI入力可能なグラスバレー(旧カノープス)の新製品「STORMモバイル」です。
いつでも、どこでも、どんなカメラでも、例えばキヤノンの新製品XF105、100も問題なし。
もっとも「モバイル」と名乗るならアナログ関係は省いて小型、軽量化してほしかったですね。
今回の講座を主催した長野大学企業情報学部の前川道博準教授です。専門は「メディア環境学」。市民参加型メディアの研究開発、地域情報化、IT活用型学習支援プロジェクトなどを手がけています。
私とのつながりは、お互いの前任地山形で20年ほど前にお会いしたときからです。
二日目の参加者は、ビデオクラブや、個人でビデオ制作をしている方など30人。
設備された環境なので「おらほネット」に実際に動画をネットにアップロードしながら手順を学ぶことができるわけです。
誰でも自分のビデオを放送できるインターネット放送は、これまで特権階級(マスコミ)が独占してきた情報発信が市民レベルで可能になります。つまり、一億総放送局時代を迎えたというわけです。
その放送拠点が「おらほねっと・蚕都上田放送局」なのです。
私も番組作りでお手伝いできそうです。
とりあえず4月・・・。
上田城の桜満開の頃に遠征を考えています。講座に参加された皆さんの撮影と編集の実習を兼ねたものなるといいな・・と個人的には考えています。
、
みなさんと記念写真。
久しぶりに東京・青山に帰還して事務所のドアを開けたら・・・・。
足の踏み場もないほどの惨状~♪ ・・・とはいっても、機材などにまったく影響なし。
思えば、新幹線「あさま」で巨大地震に遭遇して足止め、ムリかと思われたビデオ講座への参加ですが、偶然居合わせた方の好意で脱出、おもてなしまで受けて、ばっちり間に合いました。
「まるでロードムービーみたい」、前川準教授の感想です。
ヒトは生きて、生かされている、そして新しい上田での出会いあって、スリリングな3日間でした。
たぶん、蚕都上田のプロジェクトを手伝え~♪ というお告げなのかもしれません。
新幹線、大地震に遭遇 [セミナー]
午後2時4分発、上越新幹線で蚕都「上田」へ~。
1時間ほどたったところで「あさま」は急停止、そのあと激しく車体が揺れました。地震です。
見渡させばまわりは田んぼ、これからどんな夜になるのか想像不可能・・・。
とりあえず本庄早稲田駅で降ろされ、新幹線全面不通!を宣告されました。
げげっ・・・であります。
隣の少女は、石巻のご両親と連絡が取れないと青ざめていました。
しかも、彼女の自宅は海岸の前だそうです。
開業以来最高の売り上げを記録した待合室の食堂は、はやばやと店じまい~。
隣にある2坪ほどの小さなコンビニはなが~い行列ができました。
そして、「新幹線ホテル」のご案内です。(新幹線は結局、12日夕方まで不通)
どうしよう、明日10時までに上田にはいけなさそう・・・・。
・・・・・と思ったら、意外な展開に。
停車した新幹線では隣席の方と話がはずんでいたわけですが、なんと!軽井沢の別荘に招待されました。深夜になりましたが出迎えの車で軽井沢の豪華別荘へ~。
津波の惨状をテレビ見ながら、朝は温泉につかって余裕で上田のセミナーへ向かいます。
ほんとうにありがとうございました。
新幹線や駅で足止めをくらっているとまず「情報」を求めますが、携帯でワンセグ放送みているとすぐにバッテリーが上がってしまいました。i-phoneもありますがこれもすぐにバッテリー切れ。
駅にTVはなくラジオが流れているだけ(情報に関しては被災地並み・・・)。
小さな駅なので、携帯の充電器などはあっという間に売り切れ。
残るは、VAIO Z + BUFFALO DWR-PG(FOMA)でにインターネットアクセス。
これでアクセスしていると待合室の方々が集まってきて小さな人だかりができるほどでした。石巻の家族の情報を知りたい!とか切実な声がかかりました。残念ながら応えられませんでした。
JRの皆さん、「新幹線は不通」と叫んでいるより、事務所のTVをみんなに見せる努力をしたほうがよっぽどサービスじゃないかと思います。
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軽井沢~上田は、信濃鉄道、JRで1時間です。
信濃毎日新聞の号外がお出迎えしてくれました。
インターネット時代のビデオ講座会場は、趣のある洋館「上田蚕糸会館」です。
東京から持参した機材をさっそくセット。
ビデオクラブの方々など30人あまりが参加。
主催者の長野大学・前川準教授。
蚕糸会館の中には、学生たち手作りのインターネット放送局のスタジオがあります。
ソフトウェアスイッチングのインターネット放送や、ローランドVR-5をつかった制作・中継システムなど最新の機材と情報で地方からの情報発信をリアルに勉強です。
2日目の今日は、インタビューの技術やUTUBEなどインターネット放送の使い方について・・・。